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ドリームジャンボコンテストのレポート、出演者の横顔などを紹介していきます。
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天神祭から五日が経ちました。
天満の町は落ち着きを取り戻しましたが、
繁昌亭は「ドリームジャンボコンテスト」で熱気一杯です。



今日の案内役は笑福亭竹林(企画委員)さん。



緊張の中で、まずは出番順が決まりました。
一喜一憂することもなく、あとは舞台で力を出し切ることだけです。



一つ目は、桂そうばくん。
パワフルなしゃべり口は、
彼の出身地の祇園太鼓を彷彿とさせます。
ただ乱れ打ちではなく、丁寧に「手水まわし」を演じました。



二つ目は、笑福亭喬介くん。
グランドチャンピオンは逃しましたが、
昨年のラウンドチャンピオンに輝いた実力者。
大師匠からのお家芸「牛誉め」です。
大ボケ満載の喬介ワールドに、観客を誘います。



三つ目は、桂三幸くん。
九月の彦八まつりで発表する「上方落語の歌」
(キダタロウ作曲・三枝(現文枝)作詩)のために
結成したコーラスチームの主力メンバー。
美声と音感を活かした創作落語「冬のゴルゴ」を披露。



四つ目は、笑福亭智之介くん。
プロマジシャンとしても活躍の彼ですが、
今日は古典落語で智之介マジックを展開。
「時うどん」でお客さんを煙に巻きました。



さあ本日のトリは、森の石松くん。
身体が膨らむように芸域も膨らみます。
ひと味違う松之助師匠譲りの「軽業」です。
ハメモノがふんだんに入り、
ロンドン五輪開幕式のように賑やかなこと。



さあ中入りを挟んで発表です。
出番を終えた演者は、最初と違ってみんなリラックス。
それでも票を読み出すと、顔が引き締まります。

結果です。まず10月の敗者復活戦出場権を持つ
次点は、智之介くん。



そして7月のラウンドチャンピオンは、
笑福亭喬介くんに決まりました!





いよいよグランドチャンピオン大会まで、
あと半年を切りました。
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日本中を興奮させた金環日食から、ちょうど一週間経った今日。
上方落語ファンは、繁昌亭のコンテストに注目します。
12月に金環のような冠を頭に戴くのはだれでしょうか?



今回の客席は初々しかったです。
岐阜県の瑞浪市立日吉中学校の生徒が、
修学旅行のオプションで20人弱来場してくれたのです。
それも最前列に!
さあ、この若き審査員をどう取り込むか?
楽屋では、対戦者一堂で作戦会議が始まっていました。



さて今回の出演順。
一番を引いたのは桂三四郎くんです。
枕で緊迫した会場を一気に和らげ、「時うどん」に入りました。
ただ規定の15分から、1分40秒の超過。
これが審査にどう影響するか?




次は桂三河くん、と同門が続きました。
元高校球児らしく、師匠譲りの新作落語で、
客席へビシビシギャグの直球を投げ込みました。
中学生の心もグッと掴んだようです。



三番目は紅一点の露の雅ちゃん。
枕を振らず、「初天神」を時間一杯におしゃべりしました。
好感が持てる高座です。
わがままを言う子どもの虎公が、可愛くて、憎たらしくて…。



笑福亭松五くんは四番目。
若年寄の異名を取る彼ですが、独特の雰囲気も浸透してきました。
まず過去の学校寄席での経験をしゃべり、
中学生をはらはらさせたところで、「動物園」。
オーバーアクションでの熱演です。



トリを引き当てたのは、林家染左くんです。
今回最年長のキャリアを持つだけ合って、風格がありました。
そして大作の「蛸芝居」を15分でまとめて、
客席だけではなく楽屋もうならせました。



審査発表ですが、やっぱり中学生の票が気になります。
世話役(企画委員)も、今回だけは全く読めません。
別室の開票もドキドキです。



そして結果は?ジャーン!
優勝は林家染左くん、準優勝は桂三四郎くんでした。



染左くんは、見送り繁昌亭前で中学生と写真撮影や、
サイン攻めにあってました。
明暗分かれますが、まずはお客さんに喜んでいただいて、
私達も嬉しかった!





花見客で賑あう天満界隈。通り抜けは今日が最終日です。
繁昌亭でも“笑いの花”が咲きました。



第2ラウンドも、舞台は華やかですが、
出演者は芸と個性のガチンコ勝負です!
まずは抽選会。



毎回のように舞台と客席に悲鳴があがったり…、そして。
 
トップは八斗くん。
今回初登場ですが、初々しく、正しく“蕾ふくらむ”舞台でした。



次は方正くん。みなさんご存じの“山崎邦正”さんですが、
落語家としても5年目。
落語家として、安心して見られる高座です。



3番目の三弥くんは新作で挑みました。
若い女性のお客さんが多かったのですが、
グッと心を掴んだようです。



生寿くんがモタレ(トリの前)です。
動きの多いネタですが、舞うように演じ
たのが印象的です。



抽選とは言いながら、トリは重要。
喬若くんの気合いは充分。
客席からも、「喬若!」と威勢の良い声が掛かりました。



雀松さんの進行で、いよいよ結果発表です。



落ち着いた舞台を披露した出演者ですが、
この時だけは緊張がみられました。
お客さんも息を飲む瞬間です。

結果は、優秀賞が喬若くん。
そして敗者復活戦出場が方正くん。
小枝委員長から賞状を授与されました。






グランドチャンピオン大会・敗者復活戦が今 から楽しみです。

桜の開花宣言間近の3月27日、
ドリームジャンボコンテストの第1ラウンドがありました。

まず舞台には進行役(企画委員会)の露の団六師が、
簡単な説明をして、出演者を呼び出します。
そして出番順の抽選です。
この順番が得点にも大きく影響するようで、緊張の瞬間です。


まずトップは、新人コンクールにしては貫禄十分の笑福亭風喬くん。
春場所中ということで「大安売り」を掛けました。
一席目はお客さんも固いんですが、見事にほぐしてくれました。


二席目は、笑福亭呂好くん。
師匠(呂鶴)譲りの迫力十分の「近日息子」です。
年季明けしたトコロだというのに、
テンポが狂わない若々しい舞台でした。


三席目が、桂咲之輔くん。
短い時間なので、場面が変わる演目はやりづらいのですが、
ハメモノを入れながら会場を明るくします。
まさに芸名通りの花が咲之輔。
ただ時間が2分少々オーバーでした。


四席目には、桂まめだくん。
演目も「まめだ」です。
米團治師から習ったそうですが、そこは完全に“まめだワールド”。
初めてのお客さんは、不思議な芸風に魅了されたでしょう。


そして今回のトリは雀太くん。
昨年は、あと一歩でグランドチャンピオンを逃しましたが、
この日も「上燗屋」の熱演。
お客さんもこれを聞いたら、帰りに飲まずにいられない!


さて中入り後、投票用紙を回収して、密室で集計しました。


その結果、優秀賞が雀太くん。
敗者復活戦に出場できる第二位は風喬くん。
トリとトップということになり、
小枝委員長より賞状を授与されました。




でも落語のレヴェルはみんな高かった。

選ばれた二人は、これから12月のグランドチャンピオン大会まで、
より一層腕に磨きを掛けるでしょう。
オメデトウ!

三味線 はやしや律子
お茶子 智野利恵子

プレミアムチラシ
お屠蘇気分が醒めやらぬ、1月13日、
繁昌亭は熱気と加齢臭にあふれました。

「ドリームジャンボプレミアム~ワシらにもお年玉くれ!~」
という企画委員会主催の落語会が開催されたのです。

当日の経費を除いた収益を優勝者が総取りするという、
法律すれすれのギャンブル企画で、
投票するお客さん共々、大いに盛り上がりました。

この企画は、3月から、昨年も開催した一年を通してのイベント、
「ドリームジャンボコンテスト」のシニア版
(入門25~40年)です。

それで副題 の「~ワシらにもお年玉くれ~」となりました。
出場者も多彩で、当日の抽選による出演順にご紹介いたします。

笑福亭枝鶴「4CH」
笑福亭円笑「ラブレター」
桂一蝶「昭和任侠伝」
桂九雀「御公家女房」
桂三歩「熱援家族」
笑福亭鶴志「長短」
桂坊 枝「野晒し」
林家小染「ふぐ鍋」
森乃福郎「中風小便」
笑福亭三喬「住吉駕籠」

の各師匠(落語界では、だいたい20年を越えると、
舞台や人柄 に問題があっても、楽屋泥棒がバレても、
師匠と呼ばれます)たち。

大接戦の中、娘の学費が払えなくて留年しそうと、
お客さんに涙ながらに訴える、坊枝師匠の熱演が評価され優勝です。
総額約13万円也を獲得いたし ました。

さて3月からは、いよいよ本編のスタート!

前売り券は1月27日からの発売となります!

1/13雀松
司会の雀松企画副委員長

1/13抽選
厳選なる抽選

1/13坊枝
優勝した坊枝師 記念のトロフィーは小枝企画委員長手作り
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