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ドリームジャンボコンテストのレポート、出演者の横顔などを紹介していきます。
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日本中を興奮させた金環日食から、ちょうど一週間経った今日。
上方落語ファンは、繁昌亭のコンテストに注目します。
12月に金環のような冠を頭に戴くのはだれでしょうか?



今回の客席は初々しかったです。
岐阜県の瑞浪市立日吉中学校の生徒が、
修学旅行のオプションで20人弱来場してくれたのです。
それも最前列に!
さあ、この若き審査員をどう取り込むか?
楽屋では、対戦者一堂で作戦会議が始まっていました。



さて今回の出演順。
一番を引いたのは桂三四郎くんです。
枕で緊迫した会場を一気に和らげ、「時うどん」に入りました。
ただ規定の15分から、1分40秒の超過。
これが審査にどう影響するか?




次は桂三河くん、と同門が続きました。
元高校球児らしく、師匠譲りの新作落語で、
客席へビシビシギャグの直球を投げ込みました。
中学生の心もグッと掴んだようです。



三番目は紅一点の露の雅ちゃん。
枕を振らず、「初天神」を時間一杯におしゃべりしました。
好感が持てる高座です。
わがままを言う子どもの虎公が、可愛くて、憎たらしくて…。



笑福亭松五くんは四番目。
若年寄の異名を取る彼ですが、独特の雰囲気も浸透してきました。
まず過去の学校寄席での経験をしゃべり、
中学生をはらはらさせたところで、「動物園」。
オーバーアクションでの熱演です。



トリを引き当てたのは、林家染左くんです。
今回最年長のキャリアを持つだけ合って、風格がありました。
そして大作の「蛸芝居」を15分でまとめて、
客席だけではなく楽屋もうならせました。



審査発表ですが、やっぱり中学生の票が気になります。
世話役(企画委員)も、今回だけは全く読めません。
別室の開票もドキドキです。



そして結果は?ジャーン!
優勝は林家染左くん、準優勝は桂三四郎くんでした。



染左くんは、見送り繁昌亭前で中学生と写真撮影や、
サイン攻めにあってました。
明暗分かれますが、まずはお客さんに喜んでいただいて、
私達も嬉しかった!





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